大きな木6
夕方になって 夕日がしずんでいきました。 ちょろぴは しずむおひさまに いいました。 「さようなら また明日」 「さようなら また明日」 おひさまは そう答えて 山の向こうにしずみました。
そして夜になりました。 ちょろぴは おほしさまの 唄う うたをききまがら 一緒に唄いました。 それから「おやすみ」とあいさつして 眠りました。