大きな木4
「みんな、家族と一緒でいいなあ」
そう思いながら しばらく あるいて ふと気が付くと・・・
あたりには、木も生えていない 草原がひろがっていました。
ちょろぴは急に とてもさびしくなりました。
ジッタ君や、フィギーちゃんの顔がうかんで
村に帰りたくなりました。
そう思いながら ぽてぽて 歩いていると
遠くの草原のなか 一本の木が たっていました。
ちょろぴは休むために そこへ早足でむかいました。