星の子がおちてきた5
「ここだよ!」
すっかり暗くなったころネドベくんが言いました。
暗いのでよくわかりませんが、
キュロキュロと川が流れている音が聞こえました。
「し〜〜〜動かないでね」
そういうと、石を拾って川にドッポンと投げ入れました。
そのとき!
川のフチから、ふわああ〜〜〜〜〜っと
たくさんの光が舞い上がりました。
「わあ〜〜〜ほたるだ〜〜〜」
3人は舞い上がった光に手を広げました。
「ほたる?」
星の子は、その光を見上げました。
そして「お空にいるみたいだ・・・」と
ぽろぽろと涙をこぼしました。
そして、4人で蛍が飛んでいくのをながめました。