おしりぼっこ5

 

夕方になって、お日さまが帰ってしまったころ
ぼくたちは、穴からでて
だんだん暗くなっていく空をみてた。

夕暮れ1

「ちょっぴりおしりが、ひりひりするね・・・」
お日さまはたまに、そういうおみやげをくれるんだ。
ぼくのしっぽもちょっぴり、ひりひり
「お日さまがちょっと、好きになったな」
と、ジッタくんがぼくに言った。



 

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